【概要】

MNO(エムエヌオー)とはMobile Network Operator(モバイルネットワークオペレーター)の略語であり、和訳すると「移動体通信事業者」です。

総務省の定義では「電気通信役務としての移動通信サービスを提供する電気通信事業を営む者であって、当該移動通信サービスに係る無線局を自ら開設(開設された無線局に係る免許人等の地位の承継を含む)又は運用している者」としています。

すなわち自前において基地局を含む通信設備を設置し、それを運用し提供している携帯通信事業者の事を指します。

日本におけるMNOにおいて、携帯通信事業者にあたる事業者は次のとおりです。
NTTドコモ
au(KDDI・沖縄セルラー電話)
ソフトバンク(ワイモバイル)
楽天モバイル

MNOにおいて、BWA(Broadband Wireless Access)事業を行っている事業者
UQコミュニケーションズ(KDDIグループ)
UQ WiMAXを提供している事業者です。
・Wireless City Planning(SoftBank傘下)
→SoftBnak Air向けの無線基地局を運営しています。

 

【MNOとMVNO】

自前において基地局を含む通信設備を設置・運用し、それを提供している携帯通信事業者のことをMNOと呼びますが、MNOから設備や回線貸与を受けており、自前では基地局を設置・運用していない携帯通信事業者をMVNO(仮想移動体通信事業者)といいます。
格安SIMなどと呼ばれているサービスを営む事業者はMVNOに分類されます。

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