【概要】
主に鉄道の運賃支払に利用される先払い式のプリペイドカードです。(定期券機能も追加できます。)
運賃の支払いのほか、コンビニエンスストア・ドラッグストア・スーパー・家電量販店・衣料店など幅広い業種・業態・店舗において、支払い方法の一つとして利用することができます。(Suica電子マネー)
Suicaはチャージ(残高追加)を行うことで繰り返し利用することができます。
チャージは駅や小売店で行うことができるほか、スマートフォンアプリのモバイルSuica・Apple PayやGoogle Payを利用することでクレジットカードやデビットカードからチャージを行うことができます。
また、JR東日本が展開しているVIEWカードを持っている場合は、必要な紐付け手続きを行うことで、オートチャージ(n千円以下になった場合、n'千円の残高を自動的に追加する)を利用することができます。
【利用するために必要なもの】
■Android端末の場合
①日本のGoogle Payを利用することができる機種
→Google PayアプリにSuicaを追加することで、利用することができるようになります。
②モバイルSuicaアプリを利用する方法
→モバイルSuicaアプリに対応している機種では、モバイルSuicaアプリをイントールすることで、Suicaの登録を行うことができます。
■iPhoneの場合
「iPhone7以降のiPhone」または「Apple Watch※」
①Apple Payの機能よりSuicaカードを追加することにより利用することができます。
既存カードの残高を引き継ぐこともできます。
②Suicaアプリを利用する方法
→Suicaアプリをインストールすることで、Suicaの登録を行うことができます。
※Apple Watchの諸条件
日本で販売されたApple Watch2 または
Apple Watch3以降の機種
注:watchOS3.1以上がインストールされている必要があります。
※補足
1.携帯電話機のみでチャージを行う場合は、対応するクレジットカードまたはデビットカードが必要です。
2.フィーチャーフォンからの機種変更手続きにより、登録情報や残高を引き継ぎたい場合は「モバイルSuicaアプリ(Android)」または「Suicaアプリ(iOS)」が必要です。
【改札機においての利用方法】
①改札機のICカードタッチエリアにSuicaカードまたはSuica搭載携帯電話機をタッチします。
②ピピッとなれば、入出場ならびに運賃精算が完了しています。
※補足
JR東日本エリアではSuicaの残高が初乗り運賃に満たない場合は、入場することができません。
定期券以外は同じ駅で乗降することはできません。
【実店舗においての利用方法】
①Suicaに対応している店舗では、支払い時に「Suicaで支払う」旨を会計担当者へ伝えます。
②決済端末にSuica搭載カードまたは携帯電話をかざします。
※携帯電話を使い場合はロック解除などを行い、待機状態にする必要があることがあります。
③問題なく終了した場合は決済端末から「ピピッ」と音がなります。
※最近ではレジ端末一体型や他の決済方法に対応した複合決済機を多く見かけるようになりました。
【Suicaと互換性のある交通系カード】
日本にはSuicaの他にも、地域によるICカード乗車券が多数存在します。
・以下のカードを採用している交通機関では運賃の支払いに利用できます。(相互利用可能・エリア越境不可)
・以下のマークがある箇所では商品代金の支払等(電子マネー機能)に利用できます。(相互利用可能)