【概要】

Androidとはスマートフォンやタブレットなどに搭載されているOS(オペレーションシステム)です。
大多数のスマートフォンに搭載されています。

基礎のシステムにはオープンソフトウェアをベースとしており、Googleが普及に大きく貢献しており、商業的な開発・販売も同社が行っています。端末の製造や販売はメーカー(例:Samsung・SONY・SHARPなど)が行っており、各社が独自アプリケーションや仕様を追加した状態で出荷されることがほとんどです。

機能の追加は「Google Playストア」からユーザーが任意のアプリケーションをダウンロード・インストールを行い、利用することが主な手段です。

【特徴】

Googleが主導で開発しているOSのため、Googleのサービスとの親和性が非常に高いです。

更に、Google Playストアには個人から企業が制作したアプリケーションが多量に公開されており、アプリケーションを追加することでユーザーはたくさんの機能を使用することができます。

また、競合として引き合いに出されるOSとしてAppleiOSが挙げられます。
大きな違いとしてAndroidの方がホーム画面のカスタマイズ・ソフトウェアの改造や、Google Playストア以外からもインターネットに公開されているアプリケーション(野良アプリといわれる)の追加を行うことができるなど、ユーザーがカスタマイズすることのできる部分が多くあり、自由度の高いOSとして認知されています。

なお、OSやセキュリティを高めるために必要なアップデートはメーカーの裁量により実施・不実施を判断するため、発売から2年程度しか経過していないにもかかわらず最新のOSに対応しないなどの問題がよく聞かれます。
また、前述したソフトウェアの改造や野良アプリの導入が容易であることにより、セキュリティ上、大きな懸念や問題が生じることもあり、たびたび話題になります。

【バージョン履歴】

版数(コードネーム)/リリース日/※記事

・1.0/2008年9月23日

 ※史上初販売されたandroid端末に搭載されたOS【HTC Dream】

画像出典:Wikipedia

・1.1(Cupcake)/2009年2月9日

・1.5(Donut)/2009年4月27日
 ※日本で初めて販売されたAndroid端末【HTC HT-03A(NTTドコモ)】に搭載されたOS

画像出典:Wikipedia

・1.6(Eclair)/2009年9月15日

・2.0〜2.1(Froyo)/2009年10月26日

・2.2〜2.2.3(Gingerbread)/2010年5月20日

・2.3〜2.3.7(Honeycomb)/2010年12月6日

・3.0〜3.2.6(Ice Cream Sandwich)/2011年2月22日

 ※タブレット向けに設計されたOSバージョンです。

・4.0〜4.0.4(Jelly Bean)/2011年10月18日

・4.1〜4.3.1(KitKat)/2012年7月9日

・4.4〜4.4.4(Lollipop)/2013年10月31日

・5.0〜5.1.1(Marshmallow)/2014年11月12日)

・6.0〜6.0.1(Nougat)/2015年10月5日

・7.0〜7.1.2(Oreo)/2016年8月22日

・8.0〜8.1(Pie)/2017年8月21日

・9.0/2018年8月6日

 ※このOS以降、コードネームは付与されなくなりました。

・10.0/2019年9月3日

・11/2020年9月8日

・12/2021年10月4日

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