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■ソフトバンク/ワイモバイル ネットワーク利用制限の判定が「×(バツ)」→どのような状況なのか?
ネットワーク利用制限の判定が「×(バツ)」の状態であることを、「赤ロム」・「ネットワーク利用制限の対象電話機」ともいいます。(頻出単語)
パターン1:電話機本体代金の支払いを途中でやめた
当該の電話機は、ソフトバンク/ワイモバイルが販売元となっており、本体代金の支払いが分割払いなどの方法で支払われていたが、残債の支払いが行われなくなった。
注意点
・最近では実質24円などで販売されるケースもありますが、支払条件は分割払いであることに注意が必要です。
パターン2:補償サービスに加入しており、補償を使用した場合の被害端末に当てはまる
あんしん保証パックプラス(ソフトバンク)/故障安心パック(ワイモバイル)に加入している電話機において、「紛失」・「盗難」の届け出がされたことによって、ソフトバンク/ワイモバイルから新しい電話機の提供がされた場合において、「紛失」・「盗難」の被害にあったとされる電話機に該当する場合。
パターン3:虚偽の申出による契約であることが判明した場合
本体代金の支払いが完了している(一括で支払い済み/分割支払いの場合、すべての支払が完了している)場合でも、虚偽の申し出や偽装された本人確認資料で契約していたことが判明した場合は、ソフトバンク/ワイモバイルは販売店から端末を「詐取」されたとして、該当する契約で購入された電話機のネットワーク利用制限の判定は「×」となります。
■ソフトバンク/ワイモバイル ネットワーク利用制限の判定が「×(バツ)」であることの弊害
ソフトバンク/ワイモバイルのネットワーク利用制限の確認サイトおいて、ネットワーク利用制限の判定が「×(バツ)」である場合は次のような弊害が生じます。
・ソフトバンクの通信網で音声通話やモバイルデータ通信を使用することができない。(ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO[ラインモ]、ソフトバンク網を使う格安SIM)
→SIMロックを解除していれば他社網は利用可能。(例:NTTドコモ/au/楽天モバイルなど..)
・(SIMロック未解除の場合)SIMロック解除の手続きを受け付けてもらうことができない
・電話機を中古スマホ買取店で売却しようとした場合、利用制限の判定が「×」であることを理由に買取を断られるケースがほとんど。
・ヤフオク(Paypayフリマ)、メルカリやラクマにおいて利用制限の判定が「×」(赤ロム)の電話機は出品禁止品に指定されており、出品できない。
仮に出品できたとしても、禁止品として出品を取り下げられる場合がある。
電話機としての価値を大きく損ねる弊害が生じます。
詳細は割愛しますが、上記の他にも、分割払いで購入した契約者本人に対する信用情報(CIC)に「遅延」や「異動(債権異動)」の記録がされることとなり、金融サービス(特にお金を借りる系)を受けるにあたり、「契約できない」/「既存の契約に関しては強制解約となる場合がある」などの不利益を被ります。
■ソフトバンク/ワイモバイル ネットワーク利用制限の判定を「×(バツ)」から「◯(まる)」に変更したい場合の対処法と所要時間目安
ネットワーク利用制限の判定を変更するためには、一部のケースを除き、電話機を購入した契約者本人がすべて対応する必要があります。
また、「分割代金の未払いが原因となるネットワーク利用制限の判定が「×」となったケース」に限られます。
Tips:
支払いを再開したとしても、債権が債権回収株式会社に異動している場合や、かろうじて間に合ったとしてもソフトバンク/ワイモバイルでは分割払いとしての支払い再開を受け付けてもらうことは現実的に難しいため、利用制限の判定が「×(バツ)」から「▲(三角)」に変更されるケースは皆無と考えてよいでしょう。
パターン1(未払い)の対処法:ソフトバンク/ワイモバイル ショップ店頭で未払いの代金(電話機残債と通信料)を支払う
判定変更までの所要時間: 不明確
ソフトバンク/ワイモバイルショップ店頭において、現金にて(店頭はカード不可)、未払いの代金(電話機残債・通信料に未払いがある場合はそれも含む)を支払うことにより、ネットワーク利用制限の判定を「×」から「◯」にすることができます。(所要期間は情報なし)
※督促状等で窓口払い(銀行・コンビニエンスストア)することでも対応できますが、対象の未払い分と異なる支払いをした場合、利用制限の解除がされないため、ソフトバンク/ワイモバイルショップ店頭で確認してもらった上で支払うことがベストです。
なお、すでに未払い代金の債権が、債権回収会社に異動されている場合は、ソフトバンク/ワイモバイル店頭で支払うことができないため、届いた書状などをもとに債権回収会社へ連絡をとった上で動くことをおすすめします。
■中古端末販売店やフリマサイトなどで購入した電話機がネットワーク利用制限の対象(判定:「×(バツ)」)となった場合
・中古端末販売店で購入した場合
業者や店舗によって対応が異なりますが、「赤ロム保証」を謳っている店舗の場合、購入時のレシートなどが手元にあれば、返金や交換などの対応をしてくれる場合があります。
また、レシートがすでにない場合でも、好意で製造番号等から販売歴を追うことができ、対応してもらえる可能性もわずかながらありますので、まずは問い合わせや店頭で相談してみることをおすすめします。
・フリマサイトで購入した場合や中古端末販売店で対応してもらえなかった場合
残念ながら、対処法はありません。
もしSIMロック解除をしてあったのであれば、不幸中の幸いということで、ソフトバンク網を使わないSIMカードで運用することができまが、SIMロック未解除の場合は、Wi-Fi運用のみで使用することとなり、携帯電話機としてはほぼ使用できないということとなります。
・フリマサイトで購入した場合や中古端末販売店で対応してもらえなかった場合
期待はほぼできませんが、正当な購入経路を証明できる場合、ドコモショップ経由でネットワーク利用制限に関するの担当者に相談・調査に応じることで、例外対応としてネットワーク利用制限の対象電話機から除外してもらうことができたという、体験談がインターネット上で見受けられます。
NTTドコモでは「一度ネットワーク利用制限を実施した携帯電話機の利用制限解除はいたしません」と明言していますので、可能性はほぼないと考えてください。
なお、一部のフリマサイトでは、出品時にネットワーク利用制限の判定が「◯」であったにもかかわらず、その後ネットワーク利用制限「✕」判定(=赤ロム)となった場合、事務局と相談することで事務局へ端末を送付することにより返金を受けられたというケースが存在しますので、フリマサイトの事務局へ一度相談してみるのもアリです。(返品・返金の約束をするものではありません。)
相談文面を次に例示します。
フリマサイト事務局 御中
20XX年XX月XX日に貴フリマサイトで購入したiPhone8について、問い合わせいたします。
購入当初はネットワーク利用制限の判定が「◯」と出ており購入に至りましたが、20XX年XX月XX日現在、ネットワーク利用制限の判定が「✕」となり当該電話機を使用することができなくなりました。
当該出品は規約違反となるかと存じますが、受取評価を行っており出品者と連絡を取ることができません。
返品・返金を希望しますが、出品者に相談をしたいのですが、ご対応いただくことは難しいでしょうか?
当該出品物の情報は次のとおりです。
URL:<<出品商品のURL>>もしくは、出品IDなどの特定ができる情報
購入日:20XX年XX月XX日
購入した機種:ソフトバンク版 iPhone8
端末のIMEI:XXXXXXXXXXXXXXX
何卒、ご確認・ご検討のほど、お願いいたします。
・SIMロックが解除されていれば(SIMフリー版)他社網が使える場合も
残念ながら対応できなかった場合は、ネットワーク利用制限の対象(判定:「×(バツ)」)の端末は持ち続けることになります。
もし、対象の電話機がSIMロック解除済み、もしくは、販売時からSIMロックがないSIMフリー版だった場合、NTTドコモ/KDDI/楽天モバイルの回線であれば使用することができる可能性があります。(機種と通信バンドの相性にもよります。)
サブ機として割り切って使用し続けるのもひとつの手段ということを覚えておくと良いでしょう。
■ソフトバンク/ワイモバイルで電話機を購入していないにもかかわらず、利用制限の判定が「×(バツ)」と出ている場合の対処法
Appleストア・メーカー直販のSIMフリー端末を購入した※にもかかわらず、ネットワーク利用制限の判定が「×」と出る場合は、誤った登録がされている可能性があります。
※中古端末(白ロム)販売店や正規流通経路ではない(楽天やヤフーショッピングなどの第三者出品者など)購入ルートの場合は、”実はメーカー→ファーストユーザーに対しての販売元がソフトバンク/ワイモバイルであった品”を再販しているケースがあるため、まずは販売元に相談しましょう。
下記連絡先でネットワーク利用制限の判定を「ー(ハイフン)」に修正できる場合があります。
(メーカー→ファーストユーザーに対しての販売元がソフトバンク/ワイモバイルやその代理店ではないことの確認が取れた場合)
ただ、ネットワーク利用制限の判定「×(バツ)」を誤って登録するといったことは、聞いたことがありません。
ソフトバンク カスタマーサポート
10:00~19:00(年中無休)自動音声ガイダンスの短絡番号は都度変更となるため、公開を差し控えています。
0800-919-0157
解説は以上となります。
■ネットワーク利用制限の判定についての解説ページ(サイトマップ)
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