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この記事ではau/UQモバイルやその代理店から電話機を購入した場合のケースを想定して、まとめています。
■au/UQモバイル ネットワーク利用制限の判定が「−(ハイフン)」→どのような状況なのか?
au/UQモバイルで購入した電話機において、au/UQモバイルのネットワーク利用制限の判定が「−(ハイフン)」である状態は珍しいです。
また、NTTドコモと異なり、端末単体購入(白ロム購入)であっても、ネットワーク利用制限の判定がつきます。
状況という意味で申し上げるのであれば、現時点では「au/UQモバイルのネットワーク利用制限の対象電話機=(KDDI網で使えない)」ではないということです。
どのようなパターンにおいて、 ネットワーク利用制限の判定が「−(ハイフン)」となるかは、下記にまとめていきます。
・パターン1:auオンラインショップで電話機を購入し、新しいSIMカードへ回線切替操作をしていない
遭遇しやすいケースとして、auオンラインショップで電話機を購入した場合のケースがあります。
auオンラインショップで機種変更などにより電話機を購入した際に、新しいSIMカードが同梱されている場合があります。
この新しいSIMカードを使用するには回線切替作業が必要ですが、この作業をせずに旧SIMカードを使用し続けた場合、納品された電話機のネットワーク利用制限の判定が「−(ハイフン)」のままとなります。
SIMカードの切替手続きを行うことで、ネットワーク利用制限の判定が出るようになります。
・パターン2:なんらかの不具合で利用制限の判定がついてない
電話機購入時の登録ミスなどが原因で、ネットワーク利用制限の判定がつかないケースがあります。
このケースでは後述する対処法をもとにネットワーク利用制限の判定をつけてもらうことができる可能性があります。
・パターン3:Apple Care+を使った端末交換
少しややこしい話となりますが、au/UQモバイルから販売されたiPhoneやiPadにおいて、Apple Care+を使った端末交換を行うと、ネットワーク利用制限の判定が交換後の端末の製造番号に反映されないことがあります。
(※本来であれば、Appleから携帯通信会社に連携され、ネットワーク利用制限の判定がつく仕組みとなっていますが、連携がうまくされないケースも多いようです。)
このケースでは後述する対処法をもとにネットワーク利用制限の判定をつけてもらうことができる可能性があります。
・パターン4:IMEI(製造番号)が2つ存在する電話機において、IMEI2に判定がついていることも
iPhoneや最近のAndroid端末では、物理SIMカードとeSIMに対応しており、同時に2回線待ち受けできる機種があります。
この場合、電話機にはIMEI1とIMEI2という感じで、IMEI(製造番号)が2つ付与されます。
まれに、登録時のミスで「本来であればIMEI1にネットワーク利用制限の判定をつけるべきところを、IMEI2にネットワーク利用制限の判定がついてしまう」というケースも存在します。
このケースでは後述する対処法をもとにネットワーク利用制限の判定を正しいIMEIにつけてもらうことができる可能性があります。
・パターン5:au/UQモバイルを介さず販売されたau(UQモバイル)電話機
JCOMモバイルから販売されるAndroid端末は、auの型番(SHG06など)が付与された電話機が納品されます。
JCOMモバイルから購入した電話機には、仮にauの型番が付与されていたとしても、ネットワーク利用制限の判定がつくことはありません。
===
また別ケースですが、Amazonなどでau/UQモバイル版の電話機[とくにAndroid端末]を購入した場合、なぜか利用制限の判定が「−(ハイフン)」の電話機が納品されることがあります。
推測になりますが、au/UQモバイルの本来の流通ルートから外れた製品が販売されている可能性も否定できません
また、「パターン1」に該当する端末が販売されている可能性もあるため、なんとも謎が多いです。
販売元に問い合わせするしか対処法はありません。
■au/UQモバイル ネットワーク利用制限の判定をつけてほしい場合の対処法=「−(はいふん)」→「◯(まる)」/「▲(さんかく)」
・パターン1(auオンラインショップで購入)の対処法
機種変更などで購入した電話機に同梱されているSIMカードを開通させることで、ネットワーク利用制限の判定が「−(ハイフン)」から「◯」もしくは「▲」に即時反映されます。
詳しい回線切替作業の手順は、下記URLが参考になります。
ご利用開始の流れ<MNP・機種変更>ーお申し込みガイド | au Online Shop(エーユー オンライン ショップ)
https://onlineshop.au.com/staticPage/qa_phone_setting_cng_02_SP.jsp
===ここからはパターン2〜パターン4の対処法について、まとめていきます。 パターン5は対処法はありません。===
ネットワーク利用制限の判定を変更するためには、一部のケースを除き、電話機を購入した契約者本人(購入者本人)※がすべて対応する必要があります。
※契約者本人とは、auやUQモバイルの回線を契約した本人のことを指します。
購入者本人とは、auやUQモバイルから電話機を購入した本人のことを指します。
また、対応してもらうにあたって、当該回線において"ネットワーク利用制限の判定を変更してもらいたい電話機"(交換機の場合は、交換前の電話機)をauやUQモバイルから購入した履歴があることが必要です。
注意点
「電話機の分割代金等が残っていない状態」かつ、「当該回線を解約済み」の場合は、対応してもらえない可能性が高いです。
・連絡先
KDDIお客さまセンター(総合窓口)
9:00~20:00(年中無休)自動音声ガイダンスの短絡番号は都度変更となるため、公開を差し控えています。
0077-7-111 もしくは 0120-977-033
備考
ネットワーク利用制限の判定が「ー」でauもしくはUQモバイルのSIMロックがかかっている場合は、au iPhone テクニカルサポート(0077-7066)に電話するほうがスムーズな場合があります。
・パターン2において伝えること
(ポイント)
au/UQモバイルが販売したほとんどの電話機は、ネットワーク利用制限の判定が何かしらつくこと
(電話窓口で伝えること)
「au/UQモバイルで電話機を購入しましたが、ネットワーク利用制限の判定が"−(ハイフン)"となっています。 ネットワーク利用制限の判定をつけてもらえませんか?」
(どう対応してもらえるか?)
・au/UQモバイルにおいて、販売履歴の確認ができれば数日以内にネットワーク利用制限の判定をつけてくれる対応が期待できます。
・パターン3において伝えること
(ポイント)
au/UQモバイル解約後は対応できない可能性が高いです。
(電話窓口で伝えること)
「Apple Care+(アップルケアプラス)で端末交換が生じたが、新しい電話機にネットワーク利用制限の判定がつきません。交換後の端末の製造番号をお伝えするので、 ネットワーク利用制限の判定をつけてもらえませんか?」
(どう対応してもらえるか?)
・条件を満たせば、ネットワーク利用制限の判定をつけてくれる対応が期待できます。
・パターン4において伝えること
(ポイント)
本来であればIMEI1にネットワーク利用制限の判定がつくものであることを理解しておきましょう。
(電話窓口で伝えること)
「製造番号(IMEI)が2つある電話機を使っていますが、本来であればIMEI1にネットワーク利用制限の判定がつくべきところが、IMEI2にネットワーク利用制限の判定がついています。 IMEI1にネットワーク利用制限の判定をつけてもらえませんか?」
(どう対応してもらえるか?)
・条件と要件を満たせば、数日以内にネットワーク利用制限の判定をIMEI1につけて、IMEI2のネットワーク利用制限の判定を消してくれる対応が期待できます。
解説は以上となります。
■ネットワーク利用制限の判定についての解説ページ(サイトマップ)
ネットワーク利用制限の判定についての解説ページサイトマップネットワーク利用制限の判定解説のサイトマップ
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