この記事では譲り受けた(中古で購入した)ソフトバンク版スマートフォンの持込修理依頼方法について、体験も交えてまとめています。
【どのようなケースが該当するのか?】
・中古スマートフォン販売店で購入したスマートフォンが故障したため、修理を希望する場合。
・フリマ等の個人間取引・譲渡で入手したスマートフォンが故障したため、修理を希望する場合。
・身内や知人などから譲り受けたスマートフォンが故障したため、修理を希望する場合。
・ソフトバンク契約(解約済)とともに購入したスマートフォンが故障したため、修理を希望する場合。
→いずれのケースでも一番はじめの販売元がソフトバンクであることが前提です。
※iPhoneなどのApple製品の故障は、ソフトバンクショップでは対応は行わず、「AppleやApple正規修理店が故障修理窓口である」旨、案内されるため、この記事は役に立ちません。
※次のケースに該当する場合は、ソフトバンクの契約や販売歴などから修理依頼ができるため、公式WEBページをご覧いただくことが最短の解決策です。(配送修理やオンライン受付が利用できる可能性が高く、店舗に出向くための予約や手間が省ける可能性が高いです。)=公式の手厚いサポートを受けることができるでしょう。
1.ソフトバンクの契約を継続中で、購入履歴に残っているであろうスマートフォンの修理依頼
(参考になるであろう公式WEBページ)
修理のお申し込み | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
https://www.softbank.jp/mobile/support/repair/trouble/
2.ソフトバンクから端末単体購入(白ロム)にて入手したスマートフォンかつ、機種契約番号が分かる場合
(参考になるであろう公式WEBページ)
機種契約番号を確認する方法を教えてください。 | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
https://www.softbank.jp/support/faq/view/26458
なお、ソフトバンクを契約中であったととしても、販売履歴に故障したスマートフォンの販売記録が無い(SIMカードを差し替えて中古スマホを使用など..)場合は、次の項へ進んでください。
【販売元がソフトバンクであるかを特定する方法】
この記事ではソフトバンクが販売元(=ソフトバンク版)であり、販売後に中古販売店などで再販や譲渡されたスマートフォンの故障・修理ついてまとめています。
ドコモやauが販売元のスマートフォンを、ソフトバンクが修理することはありません。
しかしながら、スマートフォン本体に、ソフトバンクのロゴマークが入っていれば、ソフトバンクが販売元であることが容易に想像できますが、最近のラインナップではロゴマークが入っていなかったり、Pixelのように複数の携帯通信会社から同一機種が販売されているケースがあります。
この項では、どのようにして販売元の携帯通信会社を特定するかを、例示していきます。
①スマートフォンに刻印されている・銘板シートに記載されている型式番号から特定する
②スマートフォンの製造番号(IMEI)からネットワーク利用制限の判定を確認することで販売元を特定する
スマートフォンの製造番号(IMEI)の調べ方
https://spdic.biz/way-doc/see-network-restriction/
↓
IMEIを把握したら、ソフトバンクのネットワーク利用制限確認サイトにアクセス
https://ct99.my.softbank.jp/WBF/icv
↓
製造番号を入力
↓
判定を確認する
【修理受付ができる場所について】
ソフトバンクの公式WEBページを見ると、3つの修理依頼方法が記載されています。
1.MySoftBankより修理依頼
2.電話窓口より修理依頼
3.ショップに来店して修理依頼
「譲り受けた(中古で購入した)、ソフトバンク版のスマートフォンの修理依頼」について、スマ辞書ライターが電話窓口に相談したところ、次の通り回答されました。
ソフトバンク販売店以外から、ソフトバンク版のスマートフォンを入手しているケースでは、ソフトバンク側に「あなたに販売しましたよ」という履歴が残っていないことから、「MySoftBankより修理依頼」・「電話窓口より修理依頼」を使うことができません。
今回のケースではソフトバンクショップに来店の上、修理依頼を行っください。
すなわち「ソフトバンクショップ」が修理受付をしてもらうことのできる唯一の場所となります。
【修理受付までの流れ】
①来店しようとしている店舗に電話連絡をして、受付対応可否を確認します。
「譲り受けた(中古で購入した)スマートフォンの持込修理をしたいのですが、対応できますか?」と確認しましょう。
②来店予約をする
電話連絡の際に、予約を取ることができればスムーズです。
予定がわからないなどの理由で来店予約を後に回した場合は、「WEBによる来店予約」を活用することができます。
なお、来店予約を取らずに直接店舗へ来店しても、予約を取ってくださいと言われ、対応してもらえない可能性が高いです。
時間の無駄になるため、必ず来店予約を取った上で、来店しましょう。
③予約日時に来店する
予約日時に「修理を依頼するスマートフォン」と「本人確認資料」を持参して、ソフトバンクショップに来店しましょう。
④修理受付をしてもらう
修理受付の手続きをしてもらいましょう。
「譲り受けた(中古で購入した)スマートフォンの場合は、保証が適用されないため有償となります。」と言われますが、正直ケースバイケース※だと思います。
当然、修理見積もり金額に同意しなかった場合は、修理をキャンセルし返却してもらうこともできます。
※2023年4月時点では修理をしないことを選択した場合は「費用負担」はないとのことです。
修理受付の際に、「修理金額が〜円以上になったら、電話連絡する」という指定をすることができます。
ここで、「0円でも見積もりが出たら電話してください。」と伝えることで、スマートフォンの修理をする価値があるか否かを天秤にかけつつ、修理依頼することができます。
※メーカー側の都合で無償交換となったケースも存在します。(スマ辞書ライターの体験談は下記記事を参照ください。)
⑤修理受付が完了すると
修理受付が完了すると、「預り証」を渡されます。
この「預り証」がないと、修理完了(返却)品を引き取ることができないため、紛失に注意の上、持ち帰り・保管します。
【修理見積もりの連絡〜修理完了(返却)品受領までの流れ】
⑥修理見積もりの連絡がある
修理拠点にスマートフォンが到着し、修理にかかる費用が見積もられると、「修理に〜円かかります。/無償修理の対象です..」などの連絡が入ります。
修理見積もりの金額を確認したら、「修理継続」または「修理せず返却」を伝えます。
⑦修理完了(返却)品の到着
ソフトバンクショップに修理継続の場合は修理完了品が、修理せず返却の場合は返却品が到着すると、「お返しの準備ができました」と連絡が入ります。
この時点でも、来店予約が必要となるため、「電話にて来店予約を取ってもらう」または「WEB来店予約」のいずれかで来店予約を取りましょう。
⑧修理完了(返却)品の受け取り
予約日時に「修理受付時に渡された預り証」と「(念の為)本人確認資料」を持参して、ソフトバンクショップに来店しましょう。
また、修理費用が発生する場合は、修理費用の支払に必要な現金等を持参する必要があります。※
※店舗で使用できる決済方法については、店舗ごとに異なるようです。
事前に店舗に確認しておきましょう。
無事、修理完了(返却)品を受け取ることができ、故障箇所の改善を確認したらすべての行程は完了です。
【おわりに】
意外にも譲り受けた(中古で購入した)スマートフォンの修理について体験談などがなかったため、今回記事としてまとめてみました。
店舗によっては相談した従業員の理解や認識不足や店舗の方針等で「譲り受けた(中古で購入した)スマートフォンの修理は受け付けませんよ」なんてことも可能性としてありますので、事前に来店しようとしているソフトバンクショップに相談する必要があります。
(いろいろな意味で)敷居が高いソフトバンクですが、スムーズに修理受付をしてもらえた事は大変ありがたかったです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。