iPhoneの故障・破損や紛失を補償するサービスとして、Apple Care+(アップルケアプラス)があります。
Apple Care+に加入していると、破損時に通常料金と比べ安く正規修理をすることができる・プランによりますが紛失時に格安で同機種を手配してもらえるなどのメリットがあります。
Apple Care+(アップルケアプラス)は、Appleで直接加入する場合と、携帯通信会社のオプションとして加入する場合の2パターン存在します。
この記事では携帯通信会社のオプションであるApple Care+に加入したが、やっぱりAppleが直接提供するApple Care+に加入したいというケースが対応可能であるかを検証しています。
2022年7月時点では、auおよびソフトバンクの提供する所定日以降に加入した「Apple Care+」は、回線解約後も継続・解約を任意で選択できます。
価格面でも携帯通信会社のオプションであるApple Care+のほうが安いため、AppleギフトカードでAppleCare+の代金を支払いたい・途中解約により返戻のあるAppleCare+2年払いプランに加入したいといった場合は、この記事が役に立つと思います。
【Apple Care+の加入条件】
■Apple Care+(Apple直接加入)
初めてiPhoneをアクティベーション(初回起動)してから30日以内に、加入する必要があります。
アクティベーションをしてから30日経過した後に、Apple Care+を解約すると再加入することはできなくなります。
■Apple Care+(携帯通信会社のオプション)
機種購入時に加入すると同時に、オプションとして加入する必要があります。
後日加入はできません。
また、オプションを解除すると再加入することはできません。
【今回の検証内容】
・機種
iPhone12
・検証内容
auの提供する「故障紛失サポート with AppleCare Services」を解約して、Appleの提供する「Apple Care+」に加入できるような状態になるのかを確認する。
なお、今回検証するiPhoneはアクティベーション(初回起動)から30日以内のものを使用します。
【結果】
・Apple Care+(携帯通信会社のオプション)を解約しても、初回起動時(アクティベーション)から30日以内であれば、Apple Care+(Apple提供)に加入できる可能性が高いです。
【タイムライン】
●2022年6月19日(日)
iPhone12をauにて購入する
その際に、「故障紛失サポート with AppleCare Services」に加入する。
●2022年7月1日(金) 10時50分ごろ
auの「故障紛失サポート with AppleCare Services」を退会(解約)する。
●2022年7月1日(金) 21時12分ごろ
Appleの保証状況確認ページで確認するも、まだApple Care+(携帯通信会社のオプション)が有効な状態でした。
●2022年7月2日(金) 21時57分ごろ
Appleの保証状況確認ページで確認すると、Apple Care+(携帯通信会社のオプション)が終了しており、「Apple Care製品を追加可能」となっていました。
今回はApple Careが不要なため、実際に加入は行いませんでしたが、当該のiPhoneにてApple Care+にて加入手続きを行うことで、Apple Care+(携帯通信会社のオプション)からApple Care+(Apple提供)に切り替え(事実上)ができることでしょう。
【Apple Care+の比較】
月払いの場合、携帯通信会社が提供するApple Care+の方が安いという状態となっています。
■Apple Care+
■Apple Care+ 盗難・紛失プラン
【おわりに】
Apple Care+をキャリア版からApple版に(事実上の)切り替えする手順について、解説しました。
特に気をつける点としては、初回起動時(アクティベーション)から30日以内にすべての行程を終わらせる必要がある点です。
無理なスケジュールとなりそうな場合は、継続してキャリア版AppleCare+に加入し続ける勇気も必要です。(スケジュールミスを犯すと、AppleCare+に一切、再加入できないという状態となります。)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。