【はじめに】
NTTドコモでは2021年9月8日より、eSIMプロファイルの発行を開始しました。
当初はMydocomo(マイドコモ)より、物理SIMからeSIMへの変更手続きもできていましたが、2021年10月25日からメンテンスが始まりました。この記事を書いている2022年9月上旬もメンテナンスが継続されており、一向に終了する気配がありません。
きっと神アップデートが降ってくるのでしょう! その時を楽しみに待ちましょう。
この記事を書いている間に、メンテナンス終了予定の案内がありました。
詳細は下記ページを御覧ください。
さて、現状では物理SIMからeSIMに切り替える場合、ドコモショップに出向いて、手続きを行う必要があります。
この記事では、NTTドコモ(ahamo)の契約者が物理SIMからeSIMに切り替えをする際に、必要なもの・手続きの流れについて、実際にスマ辞書ライターが体験したことを基に、解説しています。
【手数料】
手続き当初(2022年7月)はオンラインによる切り替え手続きがメンテナンス状態であったため、ドコモショップでの手続き手数料は無料でした。
オンライン手続きのメンテナンスが終了したあとは、2,200円(税込)がかかることになります。
【手続きの大まかな流れ】
ざっくりとした流れは、次のとおりです。
1.ドコモショップの来店予約を行う
2.必要とされる書類・eSIM対応機器および現在の物理SIMカードを持参して、ドコモショップへ行く
3.手続き・eSIMプロファイルのインストールをドコモショップのスタッフに進めてもらう
4.完了
さて、詳細の流れを次項以降で解説していきます。
【ドコモショップの来店予約を行う】
ドコモショップは昨今の新型感染症の対策により、事実上の完全予約制となりました。
まずはドコモショップの来店予約をとりましょう。
来店予約を取るためのWEBページURL
https://shop.smt.docomo.ne.jp/
※予約を取りたい店舗を検索の上、選択します。
その後、下記の要領で予約を進めていきます。
来店目的の選択画面は次のとおりです。
【必要とされる書類・eSIM対応機器および現在の物理SIMカードを持参しましょう】
手続きの際に提示を求められるものは次のとおりです。
・本人確認資料
・現在使用している物理SIMカード
→ドコモショップで手続きを行う際に、確認されます。
・eSIMに対応した機器とその機器のEID情報
【端末のEIDを確認する方法】
そもそもEIDとは?といことで、簡単にまとめるとeSIMの識別番号です。
32桁の数字で構成されています。
・iPhoneの場合
「設定」→「一般」→「情報」から確認ができます。
※ダイヤル画面から「*#06#」をダイヤルすることで、表示することもできます。
・Androidの場合
「設定」→「デバイス情報」→「SIMのステータス」から確認ができます。
※一部の機種ではメニュー名などが異なります。
【手続き・eSIMプロファイルのインストールをドコモショップのスタッフに進めてもらう】
特に自身でやることはありません。
所要時間は30分程度は見積もっておく必要があります。
手続き中に特に印象的だったことは次の2点です。
1つ目は物理SIMカードの製造番号を注意深く確認していたこと
2つ目はeSIMを使用する端末のEIDの読み合わせがあったことです。
【完了】
ドコモショップのスタッフがeSIMプロファイルを適用させた端末の開通確認を行います。
発信テスト(111)の確認が完了すると、手続はすべて完了となります。
手続き書面を「書面」もしくは「電子交付」のどちらかで発行してくれます。
スマ辞書ライターは「電子交付」を希望しました。
書面にはPIN1コードがロックされたときに、解除に用いるPUKコード(PINロック解除コード)が記載されているため、保管しておくことが望ましいでしょう。
【おわりに】
WEB上でのeSIM関連手続きに関するメンテナンスがまもなく終了するということで、大変楽しみですね。
この記事が無意味になるくらい安定運用してくれることを、強く望みたいところです。
eSIMの導入に最初から消極的であったNTTドコモですが、開放後も無事「WEB上でのeSIM発行に関して長期メンテナンス」を実施しており、その姿勢は変わっていないのだと思わせる状態が続いています。
物理SIMカードの確認作業も建前としてはセキュリティ上と伝えられることでしょうが、もし物理SIMカードを紛失していた場合は2,200円(店頭の場合)がかかる点を鑑みると、とりっぱぐれのないようにする仕組みもきちんと機能しており、何よりです。
長期メンテナンスが終わり、神アップデートが降ってくる日を心待ちにしたいと思ったスマ辞書ライターでした。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。